光陵高校野球部公式戦戦績

(34期、平成12年秋〜平成13年夏)


上級生の中に前チームからのレギュラーが残らず、 投手陣も一年生が主体という多くの不安を持っての新チームスタート。 外野手より捕手に転向の一年生・市原(35期)がケガをし、選手層の薄い中、 秋のブロック予選では強豪の桐蔭学園ブロック、そこに、 夏にベスト4入りで新チームも勢いのある県商工もプロック入りし、最終戦の 舞岡戦も落とすなど大苦戦。3試合で40失点を記録しての悪夢の3連敗で終えた。

しかしこの大敗を機にチームは意識改革。春のブロック予選は公立校のみの ブロックと恵まれたが、初戦をコールド負けスタートし、秋の悪夢の再来を彷彿 させたが、第2日目を終えて4チームが1勝1敗で並ぶ大混戦となり、第3戦も 延長戦にまでもつれ込んだがこの試合をものにしてブロック1位で県大会出場。 一年生投手の川飛・川邊コンビ(いずれも35期)が成長し、チームとしての勝負強さ・粘り強さを 身につけての予選突破だった。

2年連続の初戦敗退の悔しさを受けて「今年こそは!」と臨んだ夏の大会は 大会注目の速球左腕・大場を擁する足柄高校と対戦。1点を争う投手戦の中、 6回に4盗塁を絡め、市原がバッテリーミスをつく見事な本盗で1点を先制。 しかし、その裏、無難にピンチを潜り抜けて来たエースの原正(35期)が二死から走者 無しから連打で逆転を許し、その後は得点機を見出せず、競り負けた。 新チームスタート時から確実な進歩成長を続けてきたチームではあったが、 3年間かけて目指した "夏の1勝"には惜しくも届かなかった。 (25期、山口筆。杉山監督加筆。)


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