光陵高校野球部公式戦戦績

(27期、平成5年秋〜平成6年夏)


杉山監督が1年次から期待してきた学年のチーム。1年秋から経験を積む、 堀内(27期)・増木(27期)・壇(27期)の3投手、そして打線では長打力のある 笹谷(27期)・高崎(27期)・松浦(27期)らいわゆるタレントがそろったチームと 言えるだろう。秋のブロック予選を無勝利で終えてしまったものの春の大会では 連勝であっさり県大会出場を決める。県大会では夏の第3シード獲得を賭けた 市横須賀工との試合で惜しくもサヨナラ負けをしてしまったが夏の大会では 実力を発揮。中軸の堀内・笹谷らの打撃に、河合(27期)の足や芳賀(27期)の守備といった 脇役の活躍も重なった。堀内・増木・壇の継投も決まり、4回戦進出。 最後は第3シード校・川崎北に零敗してしまったものの、ベスト16入りの24期 のチームと同程度かそれ以上のチーム力を持っていたとも言われる (春に矢野・多村(現横浜ベイスターズ)、斎藤(現読売ジャイアンツ)、紀田(現西武ライオンズ)を擁する 選抜帰りの横浜と練習試合を行ない、堀内の力投により善戦した実績も残している)。

また、強豪校を求め積極的に東京都遠征に取り組み始めたチームである。

卒業後、笹谷・高崎が慶応大学硬式野球部で、壇が東京都立大学硬式野球部で 野球を続けた。 (25期、山口筆。杉山監督加筆)


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