光陵高校野球部公式戦戦績

(25期、平成3年秋〜平成4年夏)


夏に5回戦進出を果たした前チームからレギュラーが誰も残らず、野球経験者も 例年に比べて極めて少ない中で大きな不安をかかえて新チームがスタート。 センターラインの捕手・諸永(26期)、遊撃手・大川(25期)、中堅手・波賀野(25期)らを 攻守の軸としてチーム作りを進めるも、秋・春のブロック予選ではここ一番の 試合をものにできず、代表決定戦にも進めずじまい。しかし春の大会後には 代打専門、バント専門、守備専門等の自主的な役割分担によってチームを固め、 夏に向けて少しずつチーム力は向上。右横手の中込(25期)、右上手の土屋(25期) の2投手も安定感が増してきた。攻撃も非力ながら、4番の大川以外は徹底的に バント・盗塁でゆさぶる攻撃スタイルを貫いた。 夏の大会では大黒柱の大川の負傷もあったものの(試合には出場)、 2投手の継投に貧打線が徹底したバント攻撃(送りバント・バントヒット・ スクイズ・ツーランスクイズ)で応え、厚木北に辛勝。 3回戦で菊地原毅(現広島東洋カープ)擁する相武台に零敗したが、「史上最弱」 を覚悟しての新チーム結成だっただけに、夏の1勝はチーム関係者にとって 大きな心のよりどころとなっている。

卒業後、土屋が立教大学準硬式野球部で野球を続けた。また、山口が 東京農工大学硬式野球部で野球を続け、大学院修了後は相模原クラブで 野球を続けている。 (25期、山口筆。杉山監督加筆)


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