◎いよいよ球春=2015年シーズンが開幕=
―地区予選初戦は26日の鶴見と―



光陵高校野球部は3月8日、希望ヶ丘と今季初の練習試合を行い、球児たちが待ちに待った野球シーズンが幕を開けた。
26日から始まる春の県大会予選に向けて、実戦感覚を磨いていく。

冬場に厳しいトレーニングを積んできた選手たちは技術、体力ともに大きくレベルアップした。
新3年には手塚、工藤、三浦ら昨年、一昨年から主力として活躍してきたメンバーも多く、 どんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。
秋までは控えだった部員も成長が著しく、 川村監督は「冬を越えてみんな成長した。ほとんどのポジションでまだスタメンが決まっていない」と悩む。

エース候補として期待される小黒(新3年)は、冬場の練習に遠投を多く取り入れ、肩を強くしようと取り組んできた。
「球速が上がり、体重も増えた。今年は昨年よりもはるかに成長の手応えを感じる。試合が楽しみ」と力を込める。
内野ゴロを多く打たせて守りのリズムを作り、完投するのが理想という。
「引退しても、やっぱり48期はすごかった と後輩に思ってもらえるようになりたい」。
その先に見えるのは、コーチを務める深澤氏が3年だった2011年以来4年ぶりの春の県大会だ。


川村監督が見守る中、
投球練習する小黒

打撃練習する三浦

(文・写真=37期・須黒佑真)