光陵野球部3年生慰労会

2011年7月23日(土)、光陵高校にて、陵球会による光陵野球部3年生の慰労会が開催された。

慰労会は峰野氏の司会進行で、12時半から光陵高校体育準備室で行われた。 陵球会から軽食と飲み物が用意され、2年半の高校野球生活を終えたばかりの3年生たちは 終始リラックスした表情だった。


(司会の峰野氏)

出席者一覧(敬称略)
陵球会
氏名 備考
23 上田 秀夫 陵球会事務局
37 峰野 宏祐 陵球会事務局
(現柏陽高校教員)
37 須黒 佑真 講演兼取材
(現時事通信社)
43 富沢 郁也 講演者
(法政大学キャリアデザイン学部)
43 光富 耀介 講演者
(慶応大学理工学部)
現役3年生(44期)
背番号 氏名
1 深澤 建人
2 吉本 優毅
3 樋口 雄也
4 中島 喜丈
5 谷野 公亮
7 志村 優樹
9 山田 亮
10 林 憲吾
-- 渡邊 磨結子
(マネージャー)
-- 菅野 美波
(マネージャー)

冒頭、上田氏があいさつし陵球会の活動などを紹介。年一度の総会やソフトボール大会への参加を呼びかけたり、 「陵球会に入ると縦のつながりができるので、進路選択や就活に役立つ話が多く聞ける。」などと魅力を語った。


(あいさつする上田氏、それを聞く様子)

その後の歓談では、OBが3年生とともにピザを食べながら、キャンパスライフや自らの高校時代のエピソードなどを紹介。 教室全体が和やかな雰囲気に包まれた。

続いてOBが講演。現役で大学受験を突破した2氏が、受験勉強への取り組み方や、今後の過ごし方などをアドバイスした。



(講演する富沢氏)

富沢氏は、

「夏休み中にオープンキャンパスに行って、大学の雰囲気を感じてくること。 大学について自分で調べ、どんな学部があるのか、どんな勉強ができるのか、通学に何分かかるのかなどを把握しておくことが大切」

などと話すと、3年生はメモを取りながら熱心に聞き入った。
その上で富沢氏は模試の話題にも触れ、「模試で重要なのは点数ではなく、どこを間違えたか。 つぶさなければならない部分を自分で知り、それを克服していくことが必要」とした。
また友人の話として

「国公立希望者はセンター試験を甘く見ないこと。特に国語で失敗しないように」

と話した。

続いて講壇に立ったのは光富氏。

「過去問はまだ見ずに、夏のうちに基礎を固めて土台を作ってほしい」
「毎週、1週間分の予定表を作るといい。自分が何をしなければならないか、 進度はどうかなどを知ることができる」

と自身の経験も交えて計画的な勉強の重要性に言及。現役慶大合格者のノウハウを披露した。

最後に須黒が

「ここまで野球を頑張ったのだから、大学以降も野球を続けてほしい。硬式に限らず、軟式や準硬式という選択肢もある。 高校とは違う仲間と、高校とは違うスタイルの野球をするのも楽しい」

などと短く語り、約1時間半の会は幕を閉じた。


高校野球に青春を懸けた3年生たち。2年半の現役時代に刻んだ一投一打を胸に、新たな人生の一歩を踏み出してほしい。
大学受験、就職活動など多くの困難が待ち受けているが、光陵野球部での日々を思い出せば必ず乗り越えられるだろう。
そして今後は、陵球会員として後輩たちへの援助をしてほしい。
一人ひとりの協力が積み重なり、陵球会の更なる発展と、現役選手の活動の更なる充実につながると信じている。

(写真および記事原稿は37期・須黒佑真が担当しました)