光陵野球部3年生慰労会 |
2011年7月23日(土)、光陵高校にて、陵球会による光陵野球部3年生の慰労会が開催された。
慰労会は峰野氏の司会進行で、12時半から光陵高校体育準備室で行われた。 陵球会から軽食と飲み物が用意され、2年半の高校野球生活を終えたばかりの3年生たちは 終始リラックスした表情だった。
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冒頭、上田氏があいさつし陵球会の活動などを紹介。年一度の総会やソフトボール大会への参加を呼びかけたり、 「陵球会に入ると縦のつながりができるので、進路選択や就活に役立つ話が多く聞ける。」などと魅力を語った。
その後の歓談では、OBが3年生とともにピザを食べながら、キャンパスライフや自らの高校時代のエピソードなどを紹介。 教室全体が和やかな雰囲気に包まれた。
続いてOBが講演。現役で大学受験を突破した2氏が、受験勉強への取り組み方や、今後の過ごし方などをアドバイスした。
富沢氏は、
「夏休み中にオープンキャンパスに行って、大学の雰囲気を感じてくること。 大学について自分で調べ、どんな学部があるのか、どんな勉強ができるのか、通学に何分かかるのかなどを把握しておくことが大切」 |
などと話すと、3年生はメモを取りながら熱心に聞き入った。
その上で富沢氏は模試の話題にも触れ、「模試で重要なのは点数ではなく、どこを間違えたか。
つぶさなければならない部分を自分で知り、それを克服していくことが必要」とした。
また友人の話として
「国公立希望者はセンター試験を甘く見ないこと。特に国語で失敗しないように」 |
と話した。
続いて講壇に立ったのは光富氏。
「過去問はまだ見ずに、夏のうちに基礎を固めて土台を作ってほしい」 「毎週、1週間分の予定表を作るといい。自分が何をしなければならないか、 進度はどうかなどを知ることができる」 |
と自身の経験も交えて計画的な勉強の重要性に言及。現役慶大合格者のノウハウを披露した。
最後に須黒が
「ここまで野球を頑張ったのだから、大学以降も野球を続けてほしい。硬式に限らず、軟式や準硬式という選択肢もある。 高校とは違う仲間と、高校とは違うスタイルの野球をするのも楽しい」 |
などと短く語り、約1時間半の会は幕を閉じた。
高校野球に青春を懸けた3年生たち。2年半の現役時代に刻んだ一投一打を胸に、新たな人生の一歩を踏み出してほしい。
大学受験、就職活動など多くの困難が待ち受けているが、光陵野球部での日々を思い出せば必ず乗り越えられるだろう。
そして今後は、陵球会員として後輩たちへの援助をしてほしい。
一人ひとりの協力が積み重なり、陵球会の更なる発展と、現役選手の活動の更なる充実につながると信じている。
(写真および記事原稿は37期・須黒佑真が担当しました)