光陵野球部3年生慰労会 |
2010年7月24日(土)、光陵高校にて、陵球会による光陵野球部3年生の慰労会が開催された。
会は例年通り、クーラーの入らない真夏の体育準備室で行われた。 ピザ等の軽食と飲み物が出され、終始和やかな雰囲気に包まれた。
|
|
42期の2人は、引退してから受験までの過ごし方を、自身の経験談を交えてアドバイス。
39期の佐野は現在所属している慶応大学野球部について、入部した経緯や大学 での練習の様子、今後の目標等を話した。
「斎藤佑樹(早大)を倒したいと思って大学でも野球を続けている。 甲子園経験者は自分たちよりもはるかに厳しい練習をしてきていると知り、負けまいと日々取り組んでいる」。 |
また、3年生へのアドバイスとして、「高校野球を通して自分の強さ、弱さが見えてきたと思うので、 それをふまえてこれからも頑張ってほしい」と語った。 3年生たちはOBの貴重な話に、熱心に聞き入っていた。
前の3人に全て話されてしまった須黒は、大学野球や就職活動について手短に話した。
「自分の経験から、野球も就活も、集団の中で目立つにはどうすればよいか、自分にしかできないことは何か、ということを常に考えることが大切。 その個性を伸ばすために何が必要で、それを実行するにはどういう手順を踏むべきかを考える。何も考えずに続けることは時間を無駄にする」 |
などと語った。
野球に青春を懸けた3年生たち。
勉強では他の学生に遅れをとっている部員も多いはずだが、そこは野球で培ったけた外れの集中力と体力、気力で挽回してほしい。
妥協することなく信じた道を進み、そしていつの日か、その経験を後輩たちに伝えてほしい。
きっとそれが、光陵野球部の財産になるだろう。
力投する、光陵先発の山田将 |
ナインに声をかける高良 |
1回、犠飛を放つ吉村 |
1回、吉本を迎えるナイン |
2回、安打の三木 |
中継ぎ登板の荻島 |
(写真および記事原稿は37期・須黒佑真が担当しました)